2007年11月22日木曜日

人の皮膚から万能細胞……ノーベル賞間違いなし…?

 人の皮膚細胞から、あらゆる細胞に分化できる「万能細胞」を作ることに、京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授らが初めて成功した。人の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)とほぼ同等の能力があり、受精卵を使わないため倫理的な問題も回避できる。

 患者の皮膚から移植用の臓器を作れる可能性があり、拒絶反応のない新たな再生医療の実現に道を開く画期的な成果だ。過去、ES細胞は神経や筋肉、臓器などあらゆる細胞や組織に分化させることができ、再生医療への応用が注目されてきた。

 しかし、受精卵や卵子を壊して作るため、倫理的な問題が厚い壁だったが、皮膚などの体細胞からES細胞と同じ性質を持つ万能細胞を作る研究に成功。「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)と改めて命名した。人の細胞での実現に向けて、激しい国際競争が展開されていた。 

 ヒトES細胞とほぼ一致し、肝臓や心筋、神経、筋肉など約10種類の細胞に分化できることが確認され、その成果は、脊髄(せきずい)損傷や糖尿病、心臓病など多くの病気で再生医療への応用が期待される。山中教授は「再生医療というマラソンのゴールが見えてきた。10年以内に実現できるだろう。今後は研究体制の充実と適切なルールづくりが必要だ」と話している。

「ノーベル賞」……間違いなし……???

0 件のコメント:

 
Yahoo!ボットチェッカー MSNボットチェッカー Googleボットチェッカー